先生を深掘りのシリーズも第三弾。
今回は先生のリラックスする時について
お伺いしました。
さっそくおたのしみください。
今いる場所と、満月のお話
今日は、私は霧島にいます。
昨夜は北国から遅く帰ってきたのですが
その日はちょうど“スーパームーン”の満月でした。
昔の人たちは、満月の光を
とても大切にしていて
満月の光をお水やお酒に映して
そのお水をいただく
という習わしがありました。
実際、満月の光には
昔から“力が宿る”とされ
月のパワーを転写するような気持ちでお水を飲むと
とても穏やかで心地よいものです。
もちろん、
私は昨日お酒がなかったのでお水でしたが、
お水でも十分に良いんですよ。
満月は毎月1回訪れますので、
ぜひ次の満月の日に
お水やお茶、お酒を
月光にそっとかざしてみてください。
満ちた月のエネルギーをいただく時間というのは
自然と心が整う、特別なひとときになると思います。
私が感じる「ほっとする時」
普段から、あまりピリピリすることはなく
どちらかというと一日中
リラックスして過ごしているのですが
それでも、一日の終わりに
晩酌をする時というのは
特にほっとする瞬間です。
食事を終えて
「今日も一日、無事だったな」と
ゆっくりお酒を飲む時間。
特に、満月を眺めながら自然の中で飲むお酒は
もう最高と言っていいくらいの贅沢です。
霧島という場所の恵み
霧島は、海まで15分、山まで15分という
本当に恵まれた場所です。
冬以外は、よく海に足を運びます。
海に着いたら海水に足を浸し、
余分なものを体から出して
大地の氣をいただく“アーシング”をするんです。
霧島には桜島という火山もありますので、
桜島からのエネルギーを感じ取ることもできます。
また山は一年中行けますので
自然を感じながら歩いたり
そのまま温泉に入ったり。
私にとって
自然の中に身を置く時間は
心と體の“充電”の時間でもあります。
都会にいるときの「氣の使い方」
私は普段ピリピリしませんが
都会に行くときは、さすがに少し
“氣を張る”ことがあります。
関西では「おきばりやす」
という言い方もしますが
“頑張る(頑なに張る)”ではなく
“氣を張る”という感覚です。
都会には様々な人がいて
いろいろな氣が飛び交っています。
人が多い分、危険も多い。
ですから、周囲を観る力が必要になる。
ただし、ピリピリするわけではなく
あくまで自然な「氣の使い方」
という感じです。
特に満員電車に乗る方々を見ると
本当に潜在意識を閉じざるを得ないと思いますし
心と體が心配になることもあります。
もともと学校の先生をしていた性分でしょうか。
どうしても人のことが気になってしまいます。
だから全国を回りながら
昔の知恵や、體と心の整え方を
伝えているのかもしれませんね。
休み時間の楽しみは映画と歌舞伎と舞台
都会に出たとき、少し時間があれば
まずチェックするのが
「映画」と「歌舞伎」です。
もっと余裕がある時は
舞台もチェックします。
映画はとくに大好きで
趣味の中でも上位に来るほどです。
映画というのは、1〜3時間の間に
まったく違う世界を疑似体験させてくれるものです。
・文化
・価値観
・時代
・人間の感情
これらを、笑ったり泣いたりしながら味わえる。
本当にありがたいものだと思います。
映画を選ぶ基準
私が映画を選ぶ時は
まず題名に惹かれるかどうか。
次に、簡単なあらすじやポスターの雰囲気。
出演している俳優さんたち。
それらを見て
「これは映画館で観よう」
「これはネットフリックスやアマプラで後でもいいかな」
と決めています。
全国を移動しているので
地方の小さな映画館やミニシアターにも足を運びます。
ミニシアターは
うなるような深い作品が多く
私はとても好きです。
大阪だと「第七藝術劇場(7芸)」
東京だとミニシアターは特に多いですね。
札幌なら「シアターキノ」もおすすめです。
最近ワクワクした映画:「宝島」
最近観た映画で、心が大きく動いたのは
「宝島(たからじま)」という作品です。
3時間ほどの大作で
妻夫木聡さん、永山瑛太さん、広瀬すずさんなど
豪華な俳優が出演されています。
「宝島」というと、子どもの冒険物語を
思い浮かべるかもしれませんが
この映画はまったく別物です。
舞台はアメリカ軍統治下の沖縄。
第二次世界大戦が終わった直後の
ものすごく重たいテーマを扱った作品です。
観ている間、脳の中にいろんな感情や情報が
飛び交うような、圧倒的な映画でした。
まだ上映中だと思いますので
これはぜひ観ていただきたい作品です。
刀剣の展示会でワクワク
もう一つ、最近ワクワクしたのは
「刀剣の展示会」です。
実は刀剣の展示会は
女性が非常に多いんです。
海外の方も多い。
いわゆる「刀剣女子」や
「刀剣乱舞」の影響もあるのでしょうね。
誰でも入れる展示会ですし
刀そのものをじっくり観る人もいれば
「この輝きは◯◯のキャラが持ってそう」
「これは武将の△△の刀をモデルにしてるのかな」
など、歴史的視点とアニメ的視点が
混ざり合うように鑑賞している方もいて
とても面白いです。
見方がひとつではなく
何層にも広がっているのを知って
より楽しみが増えました。
今日はここまで
今日は、私の“オフの時間”について
リラックスした気持ちでお話ししました。
自然の中での時間
映画
舞台
刀剣
そして、日々の小さなリフレッシュの積み重ねが
心も體も整えてくれます。
また次回も、続きをお話しできればと思います。
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この続きや、ここではお話ししきれない内容は
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こちらの記事はラジオで収録したお話を
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今日もお読みいただき
ありがとうございました。
次回もどうぞお楽しみに。
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