4月になり気温も上がり、良い季節となりましたね。最近ではお散歩をされる方の姿をよく見かけるんですけれど、散歩を始めたいなと思っていらっしゃる方が急にやり始めてちょっと足を痛めたりだとか、體をいためたりしないよう、怪我をせず気持ちよく散歩を続けていける方法がありましたら、ということで悟空先生にお伺いしました。
まずは散歩の目的ですよね。
何のための散歩なのか
というのが一つ大きなポイント
になってくるかなと思います。
単に自然に親しみたいとか
気分転換をしたいとか
ぼーっとしたい
というならば、何も考えず歩けばいい
ということになってくると思います。
ちなみに、
五感を磨く
また中にはもしかしたら
第六感(シックスセンスですよね)
を身に着けたりしたいという方は
まずは、この歩きながら風を感じる、とか
足と地面の接地の雰囲気を感じるとか
ああ、ここはこういう所かとか、
音があるんだとか、
何か肌で感じてみたり。
ああ、これはこういう色なんだとか
そういう五感を使って楽しんでいる、
またはベンチに座ってぼーっとするというのは、
とても脳のためにも良いというのが
データにも出ています。
そして、リラックスできるということと
やはり本番に脳を活性化させようと思ったら
陰陽というか、
緊張と緩和が大切。
緩んでいないといざとなった時に
しっかり緊張できないというのがあるので。
でもやっぱり世の中では子どもたちとか見てたら
「ぼーっとするな」とかね
「勉強しなさい」とかというふうに
保護者の方とか、先生とかが言いますが
あのぼーっとしている時間がとっても大事です。
これは大人にとってもそうですよね。
その時にリラックスしできるし
色んなホルモンも分泌できるし
そして活性化するための
大事な時間になっています。
もちろんそれが2時間、3時間だったら
ちょっとやばいなという感じですけれども
30分ぐらいはぜひ子どもやご家族の方も
ぼーっとすることが必要だと思っています。
そのためには散歩はとってもいい。
それもできれば木が多い、
自然を感じられるところを
お勧めしたいと思うんですね。
もちろん、もう一つの散歩の根本の目的
それはダイエットであったり
デトックスという方もいると思います。
その方たちはできる限り自然の中を
歩いてほしいんですけど
ダイエットだとそういう自然よりも
とりあえず汗をかくとか、
カロリー消費ということに
なってくると思います。
どこでもいいとは思うんですけども
やっぱり脳の安定とかいうことを考えれば
本当にしつこいようですが
ものすごく自然の多いところがおススメ。
特に地面が土であったり
地面が芝生であったりというところを
ぜひお勧めしたいなと思います。
よく巷ではウォーキング教室
っていうのがやっていまして
その時にはかかとで着地して
母指球で歩きましょう。
できれば大股でと言っています。
巷では本当にドクターたちも
そういうやり方を推薦したりしています。
テレビで推薦したりしていますけれども
もうご専門家の間では
それは脳が活性化できない
ということになっています。
やはりこれは體を痛める
ということがデータにも出ていますし
母指球で蹴ると、それは筋力で歩いてしまって
膝や足首、腰を痛めるということになるので
(少し語弊があるかもしれませんけれども)
歩き方とかというのもぜひ騙されないでほしい。
フラット着地、
そして重心を移動させる
というような歩きができるだけでも
十分歩いていればカロリーを消費できます。
そしてもちろんその中でも
ダイエットということだったら
そこにジョギングや
またはちょっと上り坂を入れ
(階段ではなくて上り坂)
という工夫はしてもらってもいいのかな
という気はします。
また、ちょっとスピードを上げる
とかっていうのはいいと思いますけども
あまりそういう巷で言っているような
器具で成功したという方は
残念ながら確かに体重は減ったけれど
體を痛めいるということも
少なからず聞きますので
ご注意いただければいいかな
というふうに思いますね。
フラット着地っていうのは
足の裏全体を同時についていく歩き方です。
本当に足の裏全体
またはつま先からふっと着いた後に
滑らかに足の裏全体が
こう、かかとへ伝わっていくという。
重心で運ぶというのは、
なるべく余計な筋力は使いたくない。
そのためにはわらじを履いて散歩するとか。
それらは、フラット着地になりやすい。
また下駄とか、もしお持ちの方がいたら
草履とかっていうのがいいと思うんですよね。
また、もちろんちょっと前に
話題になったんですけど
ワラーチとか、今ではマンサンダルとか
言われてますけれどもね。
それらは良い歩き方がしやすくなります。
底が分厚い、特にかかと部分が分厚い
ジョギングシューズとかが多いので
そうなるとやっぱりかかと着地で
蹴るような形になります。
そうなると問題なのは土踏まずですね。
モッコリサポートしたりするので
土踏まずというのは
「土」を「踏まず」ということなので
そこはなるべく触れたくないということ。
そこにサポートという形で歩くたびに
着地のたびに刺激があると
腹筋も弱くなるので結局腰痛を
起こしてしまうことにもつながっていく。
一番いいのは本当に裸足で砂浜とか芝生とか
公園を歩くというのが
本当に一番いいと思うんですね。
特にお子さんいらっしゃる方は
子どもたちと一緒に
そういう状況で歩けると◎。
ついでにちょっと四つん這いで
歩いてみようか、みたいな
いうことができれば
なおさらベターではありますね。
(下駄に靴下を履いても良いのか?の質問に対して)
履いてもいいと思いますよ。
もちろんできればこれからの
季節ならば、素足がおススメですが。
例えば下駄でいえば桐を使ったりしている。
桐というのは、ご存じのとおり殺菌力も強い
抗ウィルス能力も高いと言われている。
だから昔は嫁入り道具に持たすみたいなね、
防虫ということもあるという話もある。
やっぱり自然の素材っていうんですかね、
触れるというのはやっぱり
生物の歴史上でもとてもいいことなので。
そしてこの鼻緒にもしっかり吸い付く
っていうのもあるので
これからの季節はぜひ
裸足でもいいのかな
と思います。
今回のおは話しはラジオでの対談から抜粋しています。
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