~アウターよりインナー、骨格で持つ省エネ術~
今回はもうすぐ夏到来、ということで、
「夏バテしない體を作る方法」について悟空先生にお話をうかがいました。
暑くてだるくなりやすいこの季節。
なるべく無駄な体力を消耗せず、省エネで過ごすにはどうすればいいのでしょうか?
動かないと、逆に體はバテる
悟空先生いわく――
「体力を“消耗したくない”という人ほど
実は使わないことで體をバテさせてしまっている」とのこと。
たしかに、動かなければ省エネになるように思えますが、
逆に血流が悪くなり、エネルギーを効率よく
使えなくなってしまうんですね。
かといって、無理な運動はNG。
ポイントは「インナーマッスル」
をうまく使い、骨格で支えること。
骨格で荷物を持つってどういうこと?
悟空先生は、鹿児島・霧島の湧き水をくみにいった際、
50リットルのポリタンクを持って
階段を上がっても筋肉痛にならなかったそう。
秘訣は「余計な筋肉を使わないこと」。
骨格をうまく使って重たいものを支える。
日常生活の中で姿勢や持ち方を意識することで
体に無理なく力を使えるようになるとのことです。
夏に強い體を作るには?
夏にバテない體づくりのポイントは次の通りです。
- 歩くこと(軽い運動)を習慣にする
- しっかり汗をかくタイミングを持つ
- 首までお風呂に浸かる(自律神経にアプローチ)
- インナーマッスルを意識した姿勢や動作
- 荷物を持つ時の左右バランスに注意
- バッグの持ち手を交互に変える癖をつける
「動かないこと」が省エネではなく
“インナーマッスルを上手に使って動くこと”
が、省エネにつながるのです。
今日からできる!チェックポイント
では、日常生活の中でどんな点を意識すればいいのでしょうか?
- 物を持ち上げる時、肩が上がっていないか?
- エコバッグを手に提げる時、力みすぎていないか?
- バッグはいつも同じ肩にかけていないか?
- 洗面台で顔を洗う時、腰に負担をかけていないか?
このような小さなところに目を向けることで、
日常の動作がトレーニングになっていきます。
ちょっと意識するだけでも
疲れにくい體
そしてバテない夏
につながっていきます。
「気持ち悪いから反対の肩にはバッグかけられない」
という方も多いですが、
その“気持ち悪さ”こそがチャンス。
體がアンバランスになっていた証拠かもしれません。
その違和感を楽しむくらいの気持ちで、
普段と逆のことにもチャレンジしてみてくださいね。
※今回のお話は、ラジオでの対談から抜粋しています。
他にも、暮らしに役立つ知恵がたくさん詰まったお話を、ラジオで配信中です。