呼吸って何種類あるの?

呼吸にはいろーんな種類がある。


「呼吸法」
というと皆さんはどれぐらいの数の
呼吸法をご存知でしょうか。

私が現場で「呼吸ってどんなの知ってる?」
って聞くと大体「胸式(きょうしき)」
=胸を膨らます呼吸を挙げられます。

そして「腹式(ふくしき)」ですね。

そしてそれ以外では時々
「逆腹式(ぎゃくふくしき)」
っていうのを知ってる方がいらっしゃいます。

あとはごく稀に
「丹田呼吸(たんでんこきゅう)」
というのを知ってる方もいます。

その他には「丹前呼吸(たんぜんこきゅう)」
っていうのは有名です。

「密息(みっそく)」というとっても怪しい呼吸法
ですけども、そういうのがあったり
背骨で呼吸をするとか
足の裏で呼吸をするとかっていう
ちょっと「は?!」というような呼吸もあります。

日本にはたくさんの呼吸法があります。
それは全て「健康に生きるため」に作られたものです。

呼吸っていうのは以前も言いましたが
1日2万回から2万5000回します。

これが1年間、そして何十年
ってなるととんでもない差になりますので
ぜひぜひ呼吸に意識を向けて日々生活を
送っていただければいいかなと思います。

さてここで、
どういう風になればそれなりに「呼吸法ができた」
って言えるのかっていえるのでしょう。

普通の方は腹式で呼吸していますが
1つの目安は実はお腹が膨らむと同時に
この腎臓の部分(背中の辺り)が膨らむようになれば
呼吸法を「まずまず一人前になったね」
っていう風に呼ばれます。

背骨でする呼吸は、ここはもうかなり
修行とかがいりますので、一般の方は
そこまでやる必要はないと思いますが。

この呼吸ができればまあまあ
「呼吸法に関しては一人前だね、なかなかやるじゃん」
という風に言われている呼吸法があります。

私もよく講習会などで参加者の方に
背中を実際に触ってもらって
どんな呼吸なのかをみてもらいます。

何も意識しなければ
背中は普通の柔らかい感じです。

それが、この腎臓の部分を使ってする呼吸を
実際にする時にはとても驚いた反応を
してくれます。

オリンピックに出るようなマラソン選手なんかも
「うわぁ!」とか言ってびっくりしてくれます。

これを実際に一生懸命トレーニング
してくれている選手もいます。

今回のテーマは「呼吸」ですが
まずは胸式、そして腹式、または両方同時に
という形から進んだ方がいいと思います。

いきなり先ほど私がお話した
腎臓の部分がぐっと膨れるようには
多分ならないと思いますし
道のりがあると思います。

まずは胸式がしっかりできてるかどうか
ってことが大きなポイントになってきます。

ちなみに赤ちゃんは腹式呼吸をちゃ~んとしています。

残念ながらそれが大人になっていくと
腹式ができにくい・やりにくい体になる
という風に言われています。

そして多くの方は胸式呼吸をしてるんですけれども
その胸がしっかり動いていないと
ちゃんとした胸式呼吸はできません。

その胸式呼吸は皆さんもされていると思いますが
いくらいい呼吸法を学んでも土台の筋肉が
しっかりほぐれていないと台無しです。

体に良くない、
脳に良くない結果にもつながります。

ですからまずは
「呼吸筋=呼吸のための筋肉」
をほぐすということから
始めていただきたいなと思います。

じゃあどこの筋肉から始めるかと言いますと、
「大胸筋」
という大きな胸の筋と書きます。

大胸筋を鍛える動きなども講義で
お伝えしていきたいと思っていますので
お楽しみに。

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