祓(はら)いの型
伝承の舞
などなど
古神道には
古くから伝わる
「型」
というものが色々あります。
「伝統」ではなく、「伝承」の場合ですと
「これは一切変えてはいけない」
と言われているものです。
「その型をすることによってあることが起きる」
ですから例えば、皆さんの中で講座で学び、実践した
塵手水 or 塵浄水(ちりちょうず)を
「やってみたらすごく強くなった」
っていうのと一緒です。
その型を、ちゃんと型通りやれば
あることが、初心者も含め、誰にでも起きる
っていうっていうのが型です
それを、いい加減にやったら
「形(→型)なし」になってしまうんです。
基礎も何もできていないのに、やるのが「形(→型)なし」
男性(マスラオ)の奉納する舞いは、
特に「伝承」= 絶対に変えてはならない
まさに 「型通り」というのが
重要な場合が多いです。
一方、巫女の舞のようなもの、
ある意味トランス状態のようになって舞う
ものを、伝統といいます。
ですから伝統というのは、
時代や、場合によってアレンジが加わる場合もある。
変化するのもアリです。
一方、型をしっかりと身につけて
さらにその上を行くのが、『型破り』です。
今回はここまで。