夏休みも終わろうとしていますが今回は
「無理して元気は続かない。やさしく回復する方法」
というテーマで伺いたいと思います。
子育てをしていると
つい「明るく、元気に、いつも笑顔でいなきゃ」
と思ってしまいます。
でも人間ですから
24時間太陽のように
振る舞うのは難しいですよね。
そんなときに
「空元気を出さなくてもいい」
と肯定できるような考え方や
やさしく気持ちを回復する方法を
教えていただきました。
(以下ラジオより抜粋)
「頑張る」を「顔晴る」に変えてみよう
子育ては、特に一人目のときは親も初心者です。
今は地域や親族のサポートが得にくく
すべてを親が担わなければならない状況
になりがちです。
そんなときによく使われる
「頑張る」
という言葉。
私はあまり好きではありません。
江戸時代からの言葉遊びに
「頑張る」ではなく「顔晴る(がんばる)」
という表現があります。
「顔が晴れる」
つまり、にこやかに取り組むイメージです。
言葉をちょっと置き換えるだけで
気持ちの重さも変わります。
ぜひ「頑張る」から「顔晴る」へ
言葉を切り替える習慣をつけてみてください。
親も「疲れてる」と表現していい
子どもに対して
親がいつも元気いっぱいでいる必要は
ありません。
むしろ、親が少し疲れている様子を
“見せる”ことで、子どもが自然に気遣うきっかけ
になることもあります。
「お母さんも人間なんだ」
「お父さんも疲れるんだ」
と子どもが気づくことは
思いやりや気遣いを育む学び
にもなります。
自分の時間を必ずキープする
夜の1時間でもいいので
自分が好きなことをする時間を
持ちましょう。
ドラマを見る
散歩をする
ゲームをする
花を飾る
――何でも構いません。
親の時間が100%子どもに奪われるのではなく
少しでも「自分を回復させる時間」
を確保することが、子育てを続ける
大きな力になります。
子育ての格言から学ぶ
昔から伝わる有名な言葉があります。
親と子の関わり方は
成長段階によって変わります。
これは日本だけでなく
ネイティブアメリカンにも
同じような格言があるそうです。
子どもに合わせて距離感を調整することが
親の心の余裕にもつながります。
今日のまとめ
「頑張る」ではなく「顔晴る」と言葉を変える
親も「疲れてる」と表現してよい
夜の1〜2時間は自分のための時間をキープする
成長段階に応じた関わり方を意識する
無理に元気を装わず
やさしく自分を回復させながら
子どもとの毎日を楽しんでいきましょう。
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※今回のお話は、ラジオでの対談から抜粋しています。
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