気が重い日こそ効く、呼吸と體ほぐしの小技

呼吸と體ほぐしの小技

今日のテーマは、
「気が重い日こそ効く、呼吸と體ほぐしの技」についてです。

これから梅雨の季節に入っていく頃ですね。
やっぱり外に出るのが億劫になったり、
空が暗いと気持ちも沈んでしまう……
そんな方も多いのではないでしょうか。


雨の日に、だるさを感じるのはなぜ?

まず「雨の日に體がだるい」と感じる理由についてですが
大きな原因のひとつが汗をしっかりかけていないこと
なんですね。

室内にいる時間が増えると、自然と運動量も減ってしまいます。

ですから、都会にお住まいの方なら
モールなどを歩いて、ちょっとだけでも汗をかくと、
それだけで體の重さが抜けることもあります。


暑い日こそ、温かいものを

暑くなると、ついつい冷たい飲み物に手が伸びがちですが、
そんな時こそ、ぜひ温かい飲み物を。

毛穴が開いて汗も出やすくなりますし、
内臓も喜びます。


サボりがちな「腎臓」をさすってみる

あまり知られていませんが、
腎臓は実は呼吸とも深い関わりがあると言われています。

場所は背中側の腰の上あたり。
手のこぶし大の大きさの臓器が左右にひとつずつあります。

ここをやさしく手のひらでさすってあげるだけでも、
この時期の不調にアプローチできるんですね。

腎臓は「肝腎かなめ」と言われるように、
とても大切な働きをしています。

疲れたときに、
思わず腰に手をあてて「はぁ〜疲れた〜」とやること、ありますよね?

あれ、実はちゃんと意味があるんです。

それくらい、私たちの体は自然と腎臓を守ろうとしてくれているんですね。


呼吸も、少し意識するだけで変わる

そして、もうひとつの大事なポイントが「呼吸」です。

呼吸の仕方を少し工夫するだけでも、
自律神経のバランスが整いやすくなります。

コツは、「吐く息を吸う息の2倍くらい長くする」こと。
その前に少しだけ息を止める時間を作って、
体に酸素をしっかり取り込んであげるイメージです。

例えば……
吸う:3秒
止める:2秒
吐く:6秒 というようなリズムですね。

腹式呼吸ができれば、なお◎です。


気が重いときこそ、「長い息」を

普段の生活で意識するのは難しいかもしれませんが、
「なんだか重いな」
「気分が沈みがちだな」
というときには、ぜひ試してみてください。

呼吸はどこでもできますし、
人目も気になりません。

「長い息は、長い“生き”につながります」

いい言葉ですね。


※今回のお話は、ラジオでの対談から抜粋しています。
他にも、暮らしに役立つ知恵がたくさん詰まったお話をラジオで配信中です。

📻 悟空といっぷく~ほっこり養生ラジオ~(スタンドFM)

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