つい食べ過ぎてしまった日。
お腹が重かったり
體がだるかったり
「またやってしまった」
と感じることは
誰にでもあります。
そんなときこそ體の声を聞きながら
やさしく立て直していく。
今回は「食べ過ぎてしまったときの養生」
について、悟空先生にお話を伺いました。
■胃薬に頼りすぎない
食べ過ぎた翌日。
ムカムカしたり胃もたれを感じたりすると
すぐに胃薬を飲む方もいらっしゃるかもしれません。
先生がおっしゃっていたのは
「なるべく常用しないでほしい」
ということでした。
薬が悪いというわけではありませんが
習慣的に頼ることで
胃本来の働きが弱まる可能性もあるとのこと。
私たちの體は本来きちんと
回復する力を持っています。
その力を信じることも大切だと。
■まずは食べない時間をつくる
食べ過ぎた翌日は
消化器官を休ませることが第一。
朝食を抜く。
場合によっては昼も様子を見る。
先生ご自身も
食べ過ぎたと感じたときは
あえて食べない時間を長くとるそうです。
野生動物もしっかり食べたあとは
しばらく食べません。
体調が悪いときほど
食べずに回復に集中します。
「朝は必ず食べるもの」
「時間だから食べる」
という習慣ではなく
本当にお腹が空いたと感じたときに食べる。
時間ではなく
體のサインを基準にすることが大切だ
と教えてくださいました。
■食べ始めるときのポイント
再び食事をとるときは
できるだけ負担の少ないものから。
おかゆや、具の少ない味噌汁など
やさしい食事がおすすめです。
また、主食を重ねる食べ方
例えば小麦とお米を同時に多くとるような食事は
消化に大きな負担がかかると言われています。
食べ過ぎたあとは特に
シンプルで軽い食事を心がけたいものです。
■食べ過ぎ体操という知恵
昔から
「食べ過ぎ体操」
「飲み過ぎ体操」
というものがあったそうです。
特に大切なのは
太ももの前側
をほぐすこと。
ここは胃腸と関係が深いと
古くから言われています。
手でマッサージしてもよいですし
太ももが伸び縮みするような
軽い体操でも構いません。
飲み過ぎの場合は
肝臓や腎臓のあたりをやさしく
ほぐすこともよいとされています。
昔の人たちは食べ過ぎや飲み過ぎの後始末として
こうした體の整え方を
自然に取り入れていたのですね。
■自分を責めず、整える
食べ過ぎてしまったとき
「またやってしまった」
と自分を責めるのではなく
「今日は體を整える日」
と考えてみる。
食べない時間をつくり
體の声を聞き
必要なところをやさしくほぐす。
それだけでも
體は少しずつ立て直していきます。
養生とは、特別なことをすることではなく
體の働きを邪魔しないこと。
そんなことを改めて感じさせていただくお話でした。
今日のお話の続きや
より具体的な整え方については
オンラインサロン「悟空の部屋」
でご紹介しております。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
次回もどうぞお楽しみに。

