――からだと心の切り替えどきの養生
みなさん、こんにちは。
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
1月も終わりに近づき、
暦の上ではまもなく節分、そして立春を迎えます。
「春の始まり」と聞くと、
少し氣持ちが明るくなる方も多いのではないでしょうか。
ただ、体感としてはまだまだ寒さが厳しい時期。
體は冬のままなのに、
氣持ちだけが先に動き出してしまう。
そんな心と體のズレが起こりやすい時期でもあります。
今日は節分・立春を前に、
この時期をどう過ごすとよいのか、
悟空先生にお話を伺っていきたいと思います。
冬から春へ移る時期、體と心に起こること
本日は節分直前の放送ということで、このテーマを選びました。
冬至と春分のちょうど中間。
少しずつ春が動き始める頃ではありますが、
基本的にはまだ「冬」の季節です。
そのため、
體と心のバランスが崩れやすい、
そんな雰囲気がある時期ですね。
冬の基本は「乾燥」――水をちびちび飲む
冬は、一年の中で最も乾燥する季節です。
昔から「寒の水」という言葉があるように、
この時期は特に水の摂り方が大切になります。
おすすめしたいのは、
- 一度にたくさん飲まない
- ちびちび、こまめに飲む
ということ。
乾燥すると、
肌がカサカサしたり、
服を脱ぐときに「パチパチ」
と静電気が起きたりしますよね。
静電気は體にとってもストレスになります。
まずは、
自分の體を潤すことを意識してみてください。
水の飲み方のひと工夫
できれば、
- 一口目は口に含んで、軽くクチュクチュ
- 口の中のネバつきを整えてから
- 二口目で飲む
この飲み方が、昔から伝えられています。
よく「1日2リットル飲みましょう」と言われますが、
一般の方が無理に大量に飲む必要はありません。
大量の汗をかく仕事の方は別ですが、
飲みすぎは胃や腎臓に負担になります。
また、
- 冷たい水
- 氷水
- 冷えた白湯
ではなく、
常温に近い水がおすすめです。
冬の常温は冷たく感じるので、
口の中で少し温めてから飲めば大丈夫です。
唾液は「天然の殺菌剤」
ここで思い出してほしい話があります。
子どもの頃、
「ちょっとしたケガなら唾つけときなさい」
と言われたことはありませんか?
今は衛生面から否定されがちですが、
実はここに大切なポイントがあります。
唾(つば)と唾液は違う
ということ。
- 口が乾いてネバネバしている状態→唾
- 潤ってサラサラしている状態→唾液
唾液がしっかり出ている口の中は清潔で、
殺菌力もあると言われています。
動物が子どものケガを舐めるのも、
本能的にそれを知っているからかもしれませんね。
唾液を出すためのポイント
顔と首の付け根あたりに、
唾液が出やすくなるポイントがあります。
ラジオでは場所を正確にお伝えしにくいので、
「首 唾液 ツボ」などで検索してみてください。
ここを軽く刺激すると、
- 口内環境が整う
- 虫歯・歯周病予防
- 感染症予防
にもつながります。
また、
水をちびちび飲むことで、
口に入ったウイルスが胃へ流れ、
胃液で殺菌されるという効果もあります。
まさに一石二鳥、三鳥ですね。
冬は「首」が緊張する季節
冬は寒さで、
自然と肩をすくめ、首をすぼめがちです。
実は、
首が緊張すると脳の働きが活発になる
とも言われています。
そのため、
- 冬は勉強がはかどる
- 読書が進む
という側面もあります。
「読書の秋」と言いますが、
秋の終わりから寒さが入り、
冬にかけて本がよく売れるのも、
理にかなっているのかもしれませんね。
節分の掛け声――「オニも内」という考え方
ここで節分のお話です。
一般的には
「鬼は外、福は内」ですが、
全国には
「福は内、オニも内」
という掛け声を使う地域もあります。
寒いんだから、
中に入れてあげたらいいじゃないか。
一緒にいれば仲良くなれるじゃないか。
そんな優しい発想です。
鬼にも、
- 角のある鬼
- 角のない鬼
がいて、
悪い鬼もいれば、良い鬼もいる。
京都・亀岡の大本教では
「福は内、鬼も内」と唱えられています。
鬼=悪、と決めつけない。
人も同じですよね。
鬼は怖いだけじゃない
なまはげもそうですが、
顔は怖くても、言っていることは
「ちゃんとしなさい」「大事にしなさい」。
子どもと一緒に、
鬼の出てくる絵本を読んでから節分を迎えるのも
とても良いと思います。
今年は、
ご家庭で「福は内、オニも内」を
試してみるのもいいかもしれませんね。
おわりに
今回は、
節分と立春を前に、
- 水の飲み方
- 口と首のケア
- 季節の捉え方
- 鬼との付き合い方
についてお話を伺いました。
この続きは、
オンラインサロン「悟空の部屋」にて、
季節の変わり目の過ごし方や
心の整え方を、さらに詳しくお話ししています。
ご興味のある方は、ぜひそちらもご覧ください。
それでは次回もどうぞお楽しみに。
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