正しい「あぐら」での座り方

さて、前回は「体育座り」が良くないという事。
そして座るときは正座かあぐらをお勧めします
とお伝えしました。

正座は左右の骨盤で背骨を挟むようにして座ることで
腰も立ちますので良いのですが
やはり足がしびれたり膝が痛い
という方も多い事でしょう。

そこで今回は「あぐら」での座り方を
ご紹介したいと思います。

是非実際にご自身でやってみて欲しいのですが
普通にやるあぐらは両足がベタ~っと
床についてしまっていると思います。

そうすると実は猫背の姿勢に
なりやすい人も結構いらっしゃいます。
仙骨が床に当たってしまう場合もあります。

本来の、と言いますか、
昔の武将がやっていたあぐらは
これではありません。

今からお伝えするのは
昔の武将がやってたあぐらと一緒ですよ。

猫背になってあぐらしている人を
見たことがあると思います。

またはやってしまっている方も
いるかもしれません。

私がお勧めするのは
足首を屈曲させてするあぐらです。

実は足首の部分がポイントです。
ひざは浮いてますよ。

膝を浮かせるには足首をのばして
座るのではなく、屈曲させます。

ベタッと足先をのばすのではなく
グッと足首を起こすようなイメージで曲げます。
すると膝が床から浮いてきます。

そうするとしっかり背骨は真っすぐ
になりますし、内臓は圧迫されない。

骨盤もこうはならないです。
起き上がってきます。
これだと座るのがとても楽になります。

そしてこの座り方だと立とうと思ったときに
すっと立てるっていうことにもなっていきます。

時代劇なんかで、殿が来ると
武将があぐらの横に手をついてする挨拶を
見た事があると思います。

特にしっかりと検証・研究された時代劇
ではこの座り方をしてます。

このあぐらだとパッと立てる
ということになってきます。

ですからもし昔の場合ですね
万が一敵が来てもこの座り方とすると
すっとこう逃げることができる
という利点もある座り方になります。

足首をちょっと意識するだけで良いので
是非皆さんおためしください。

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